『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』第1話 視聴感想

まず初めに、私は今までファイナルファンタジーというゲームをあまりしたことがなく、
FFとつくゲームはFFCCとFFタクティクスなど、外伝？系のFFしかやったことがありません。
そのため、「ファイナルファンタジーファン」という目線ではなく、
いちゲーマー（＝一般人）としての視聴感想になることをご了承ください。

そもそも、このドラマを視聴しようと思ったのも友人のお勧めによるものなので、
ファイナルファンタジーだから、とかそういう理由さえもありません。
まあ、お勧めされた後に原作ブログを会社で一気読みしましたが

ただ、非常に興味を惹いたのが、
「ゲームの画面を実際にドラマにする」
という点。
今まで、ドラマにおいてゲームというのは一小道具でしかなく、
たいがい「ゲームをしている場面」がほしいからゲームを利用する程度のもの（だという認識）ですが、
「光のお父さん」はゲームそのものを題材とし、
さらには「ゲームの世界（画面）をドラマにする」という前代未聞の営みをしております。

ゲーム好きの私としては、その点に興味を惹かれ、視聴してみようと思った次第でございます。

以下、ネタバレ注意！

■導入

主人公の幼少期の回想から入るというよくあるスタート。
お父さんが主人公にゲームを買い与えた理由については不明だが、
ここら辺も物語が進むにつれてわかっていくんですかね・・・？
まあ、別に回収されなくてもいい部分な気もしますが。
で、会社の先輩に親孝行を諭されて、ゲームを通じて父を知ろうとする、
というところまでが導入ですかね。
割と王道なストーリーですし、何の疑問もなくすっと入れた感じがします。
このあたりは、普通にドラマしているので、私みたいにFF14をまったく知らない人や
そもそもオンラインゲームというものを知らない人も何も考えずに見れたのではないでしょうか。

～ゲームスタート

いきなり仕事をやめてきた父親に退職祝いとしてPS4とFF14をプレゼントし、
自然に光のお父さん計画をスタートさせる。
原作のお父さんはゲーム好きで、すでにPS4も持っていたのですが、
そこらへんはドラマ用に書き直されていますね。
ゲーム好きという特徴もなくなっているようですが、まあそちらのほうがドラマとして作りやすかったんですかね。
あとは父親との会話の気まずさが良い感じですね。
この感じが物語が進むにつれてどうなっていくのか非常に気になります。
あと、井上ネタが残っててよかった。
もうちょっと井上で掘り下げてもいいぐらいにあのネタは好き。

ゲームパート

一番気になっていた部分。
正直、ゲームのエモートなどでドラマを作るのは難しいのでは、
あまりに大げさなしぐさやわざとらしい表現になって寒くなるのでは、
と結構心配していたのですが、わりかしそうでもなく。
ちゃんとドラマしているのに結構びっくりしました。
※と同時に、FF14のエモートの豊富さにも驚きました。
ただ、ゲームの中でお父さんが死にそうになっているときに
「お父さんが死んでしまう（迫真）」
はさすがにわざとらしすぎて笑いましたが。
あと、お父さんが戦っていた敵にやられる、
というのはFF14プレイヤーとしてはあるあるらしいですね。

総評

普通にドラマとして見れました。
というのも、もっとキワモノ系で、見る人を選ぶみたいなものになっているかと思いましたが、
だいぶ万人受けするように設定されていますね。
といっても、めちゃくちゃな原作からの変更は今のところないですし、
原作を知っている人は「おーここかー」となるようなネタもあって楽しめました。
ただ、どうしても駆け足感はありますが・・・
本番はお父さんが主人公と仲間になり、各種ボスと戦っていくところからですので、
そこらへんがどのように表現されているのか、非常に楽しみです。




～おまけ～
原作と違う設定のところ
・お父さんがゲーマーではない
・主人公が一人暮らしではない
・お父さんが60歳で退職（原作はそのような記事はない？）
・お父さんがPS4を持っていない